Bruce Barth In Tokyo 2010 Mid Summer

Jazz Piano Clinic and Solo Piano Performance   
2010  8月15日(日)  赤坂リラキシン
大盛況のうちに終了致しました。
ご参加下さいました皆様、ありがとうございました!
         5:30PM〜7:30PM Jazz Piano Clinic  ¥4500
 8:00PM〜 Solo Piano Performance    ¥3500(1ドリンク付き)

`80年代後半はナット・アダレー・バンド、`90年代はスタンリー・タレンタイン・バンドなどに在籍し、
現在はテレンス・ブランチャード、ステイーブ・ウィルソンなどと演奏。

バークリー音楽院で教師の経歴もあり、
ここ数年は、サックスのフィル・ウッズとのツアー、
ベテランジャズ・シンガーのトニー・ベネット・バンドでのツアーなどで、
ニューヨークで活躍中のブルース・バース氏が、5年ぶりに来日しました。

2004年にツアーで来日された折に、クリニック(集団レッスン)と、日本人ミュージシャンとのトリオ演奏会を、
当時六本木にあった「テリーズ・バー」と立花音楽教室の協賛で行い、大好評を博しました。

今回は赤坂「リラキシン」に於いて、「クリニック」とブルース氏の希望として、
ソロ・ピアノでの演奏会を行いました。

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レポート
今回は息子さんとのヴァカンスを兼ねての来日で、ご自身の希望で、
クリニックとソロ・ピアノでのパフォーマンスを行いました。

午後5時30分からのクリニックでは、最初は2曲彼の演奏があり、
お手製のテキストが参加者に配られ、
そのテキストに沿って、まずはリズム・トレーニングでした。

ジャズを演奏するためには、リズムは大変重要ですね。
全体的なリズムの捉え方と、左手のバッキングのタイミングなどの説明と実践でした。

そして例題の曲目「My Old Flame」を使ってリハモニゼイションの説明と実践。
コードとは固定的なものではなく、
ダイアトニック・モーション、トライ・トーンから成立するドミナント・モーション、
それらから派生する代理コードなどを、使い分けることなどなど・・・・。

その後は有志の方が演奏し、それぞれにワン・ポント・レッスンでした。
とても丁寧に、親切に、分かるように教えて下さいました。

休憩になり、ライブのみの参加者がどっと押し寄せ、
ちょっと休憩時間が長くなりました。

そして、ソロ・ピアノでの演奏が始まりました。
マイルス・デイビスのウオーキン、ビル・エヴァンスのワルツ・フォーデビー、
そして古いポップス?ストーミー・ウエザー、
ブルースのオリジナルの「Wilsonian Alto」、「Prospect Blues」etc.

後半では私(立花保子)とのデユエットで連弾をしながら歌い始めましたが、
急遽立って歌うことに。何故ならその方が彼のピアノをじっくり聴けますからね!
彼の低音部のベース・ランニングだけ聴いていてもツマラナイでしょ!!!
Gee, Baby Ain`t I Good To You、 All Of Me
お客様は大盛り上がりになって、手拍子、足拍子です。
2曲の予定が3曲になり、バラードで、In The Wee Small Hours Of The Morning

そしてお弟子さんの兵頭佐和子さんとピアノのデユエットで、
It Could Happen To You、East Of The Sunを、
二人で低音部と高音部を入れ替わりながら、演奏しました。

とっても素晴らしいクリニックでしたし、ソロ・ピアノの演奏もステキでした。
どうしてこんな風にひけちゃうの?の連続でした。

でも私の本音を言わせて頂くと、トリオも聴きたかったなぁ〜!
次回が何時になるか分からないけれど、次回はぜひトリオで・・・・


以下の写真は兵頭佐和子さんから頂いたものと私が写したものです。

 まずは演奏スタート  ミナサン コンニチワ!

  

  
  大阪から参加なさったSさんのレッスン  Sさんが通訳しながら美香ちゃんのレッスン
佐和子ちゃんとの模範演奏    ライブ始まりましたよー!
弾き語りしながらデユエット ピアノは彼に任せよう!
   佐和子ちゃんとのデユオ ヨイショ!場所チェンジ
チェンジしました! フィナーレ!
  拍手喝さい 息子さんのアレックスとまりさんとブルース

2010 Bruce Barth Clinic & Solo Perfomance Information

前回2004年のクリニック&コンサートのページはこちら
          

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